映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@もうthe大学生さんからの投稿レビューです。
いいところが1つに詰まったような映画でした。
話が前半と後半でガラッと変わる構成もgoodでした。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
トリッキー・ワールド

公開日
2021年6月18日
原題
Jagame Thandhiram
上映時間
158分
キャスト
- カルティック・スバラージ(監督)
- アイシュワリヤー・レクシュミ
- ジェームズ・コスモ
- ジョジュ・ジョージ
- ダヌーシュ
- カライヤラサン
予告編
なし
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

前半と後半で印象がガラッと変わり、ボリウッドらしい音楽も満載で新感覚の作品でした。
前半は音楽やダンスが要所で挟み込まれ、インド映画では珍しくテンポがよかった。
ギャングをしていたスリルが腕を買われてロンドンのピーター(マフィア)の下で働くことになりますが、ピーターの敵対組織でもあり同郷のシヴァダスに捕まり寝返ることを決めます。
スリルには金が全てでした。
より多くの金をもらったピーターの方につき、シヴァダスを裏切り組織を破滅させることに成功します。
後半から政治色が強くなっていきます。
シヴァタスは移民や難民を助ける活動をしていました。
その資金のために武器の密輸を行い、そのせいでピーターと争っていたのです。
ピーターが屋敷に乗り込むシーンは最高でした。
最後にはインド映画らしいノリノリなテンポに戻ります。
陽気な音楽と共にマシンガンを両手にぶっ放すスルリたちはカッコよかったです。
ピーターのパスポートを消去し、砂漠に連れていきます。
パスポート(身分証明書)がない、難民の気持ちを味合わせることで復讐するのでした。
まとめ

今作はギャング世界の厳しさ、裏切り、恋、アクション、移民問題や内戦など。
政治問題など多くのジャンルが一気に楽しめる欲張り映画になっています。
個人的にはスルリがジレンマを抱えそこを乗り越えていくシーンがよく描かれていたと思います。