こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@yukako)さんからの投稿レビューです。
「 人は出会うべき時に、出会うべき人に出会う 」
自分の出会ってきた人、周りにいる人は「 糸 」で繋がれていたのかな?
と思うことができる作品です。
映画を見終わった後に「 大切な人に会いたい 」と思い、温かくて優しい気持ちになること間違いなしです。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
糸

公開日
2020年8月21日(金)
上映時間
130分
キャスト
- 瀬々敬久(監督)
- 菅田将暉
- 小松菜奈
- 山本美月
- 高杉真宙
- 馬場ふみか
- 倍賞美津子
- 永島敏行
- 竹原ピストル
- 二階堂ふみ
- 松重豊
- 田中美佐子
- 山口紗弥加
- 成田凌
- 斎藤工
- 榮倉奈々
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 5]映像[/value]
[value 3]脚本[/value]
[value 5]キャスト[/value]
[value 5]音楽(BGM)[/value]
[value 3]リピート度[/value]
[value 4 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

好きだった点、良かった点
桐野香(榮倉奈々)が死ぬ前に娘にセリフを残すシーン。
高橋漣(菅田将暉)は働いていたチーズ工房の先輩である香と結婚をし、結衣(ゆい)という女の子を出産します。
妊娠と同時に癌に侵されていることを知った香は、賢明に闘病生活を送りますが、出産から数年後に亡くなります。
病状が悪化する日々の中でも、娘と向き合い色々なことを教えていく中で、ある言葉を娘に送るのです。
「 えらい人になんかならなくていい。泣いている人や悲しんでいる人がいたら抱きしめてあげられる人になりなさい 」
人への優しさ、思いやりの心、寄り添うことを教えます。
そして、この「 泣いている人がいたら抱きしめる 」という母の教えを娘の結衣は守り、のちに人を巡り合わせることにも繋がるのです。
「 泣いている人がいたら抱きしめる 」というシーンは何度か出てきますが、その度に心が温かくなります。
そして、自分もそんな人になりたいという気持ちにさせてくれます。
嫌いだった点、微妙だった点
「 平成 」の始まりから終わりまでをストーリーにしているため、 時間が足りずに詰め込んだのかなという印象が多少はありました。
舞台も北海道、東京、沖縄、シンガポールと4つの場所に移り変わりますが、切り替わりがわかりやすいので混乱はしないと思います。
見どころ
「 セリフ 」にも注目して見て欲しい。
心温まる、今後の自分の人生で忘れたくないなと思うようなセリフに出会うことができると思います。
私は、好きだった点で紹介したセリフ以外にも園田葵(小松菜奈)が「 守られる人じゃなくて、守る人になりたい 」というシーンでは鳥肌が立ちました。
まとめ

「 糸 」を見ていると、自分の大切な人の顔が頭に浮かんできます。
日本に生まれて、同じ時代に生まれて、死ぬまでに出会う人はほんの少しなのに、この人に出会えたことは偶然ではなく、何かの運命だったのだろうかと胸がいっぱいになります。
10年後にもう1度見たい作品です。