映画ライフ楽しんでますか? 今回は、ペンネーム@かずちぃさんからの投稿レビューです。
1998年の長野オリンピックで金メダルを獲得したスキージャンプのラージヒル団体。
日本代表選手の1人である原田雅彦が泣きながらインタビューに答える姿に、涙を流した人も多いのではないでしょうか。
実はこの舞台裏には密かに活躍していた25人のテストジャンパーたちがいました。
「 ヒノマルソウル 」は元日本代表の西方仁也を始めとするテストジャンパーたちにスポットを当て、実話を元に描かれた作品です。
当時の映像の裏で起きていた出来事を、23年越しに知れたのは感慨深いものがありました。
前半からジワジワと涙が溢れる感動秘話。
スキージャンプに詳しくない方でも年齢関係なく楽しめる作品です。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち

公開日
2021年6月18日
上映時間
114分
予告編
キャスト
- 飯塚健(監督)
- 田中圭
- 土屋太鳳
- 山田裕貴
- 眞栄田郷敦
- 小坂菜緒
- 落合モトキ
- 菅原大吉
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 5]映像[/value]
[value 5]脚本[/value]
[value 5]キャスト[/value]
[value 5]音楽(BGM)[/value]
[value 4]リピート度[/value]
[value 1]グロ度[/value]
[value 5 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

好きだった点
濱田隆之(原田雅彦役)が本人に似ている点。
「 カメラを止めるな!」で主演を演じた俳優ですが、原田役を演じるにあたり、当時の映像を見て研究したと話しています。
柔らかい表情と話し方に思わず癒されるシーンもありました。
聴覚障害を持つテストジャンパー山田裕貴(高橋竜二役)の熱演ぶりにも胸が揺さぶられ、涙が止まらなくなります。
見どころ
スキージャンプ・ラージヒル団体の日本代表選手と、テストジャンパーそれぞれの思いを描いている点。
1994年のリレハンメルオリンピックで惜しくも金メダルを逃した日本代表。
原田雅彦は責任とプレッシャーを感じながら練習に励み、1998年の長野オリンピック代表選手にも選ばれますが、同じ日本代表だった西方仁也は落選。
そんな中、西方はテストジャンパーとしての参加依頼を受け、屈辱を感じながらも参加を決めます。
テストジャンパーの中には、どんな形でもオリンピックに参加できるのが嬉しいという女子高生や聴覚障害を持つジャンパーなど、さまざまな思いで挑むメンバーも。
西方がテストジャンパーの中で、どこか俺だけは違うという雰囲気を放ちながら徐々に向き合っていく姿は、複雑な思いと闘っているのが伝わり心が痛くなります。
代表に選ばれなかった原田が、メンバーと共に参加するつもりで実行したエピソードの思いに涙が溢れました。
悔しい涙や感動の涙、いろんな涙で泣き続ける2時間弱でした。
まとめ

今作を鑑賞後、1998年のラージヒル団体のインタビュー映像を探して見るのもオススメです。
舞台裏で起こっていた出来事を思い出し、涙が止まらなくなりますよ。