こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@sana)さんからの投稿レビューです。
ダイビング映画なのに、ウエットスーツを着ているよりも全裸のシーンのほうが多い。
なぜ実写化したのか?
だけど原作よりも振り切ってる!?
異色の青春映画です。
画像の引用元:公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ぐらんぶる

公開日
2020年8月7日
上映時間
107分(PG12指定)
キャスト
- 英勉(監督)
- 竜星涼
- 犬飼貴丈
- 与田祐希
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星評価”]
[value 3]映像[/value]
[value 5]脚本[/value]
[value 5]キャスト[/value]
[value 5]音楽(BGM)[/value]
[value 2]リピート度[/value]
[value 1]グロ度[/value]
[value 4 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

腹筋崩壊注意!
原作よりも裸のシーンが増量されるという前代未聞の実写化。
世界で最もアルコール度数が高いといわれているお酒「 スピリタス 」登場回数が漫画史上ナンバーワンでもあります。
裸と酒8割:ダイビング2割
というくらい裸・酒・裸・裸です。
しかも、これでもかという位にマッチョのキャストを集めています。
最後のほうは、主演の2人が服を着ているほうが違和感を感じるようになります。
好きだった点
主演の2人と、ダイビングサークルの屈強な男たちが、お酒を飲みまくって、歌って踊りだすシーンは傑作でした。
一緒に踊りだしたくなるような楽しさです。
見た方はわかると思いますが「 Vamos!」が頭から離れなくなります。
劇中で「 Vamos!」何回叫ばれているんだろうという程です。
与田祐希演じる千紗の大学のミスコンのシーンは、本当に与田ちゃんのファンを集めたんだろうなという熱気でした。
千紗に罵倒されたいという人が続出し、カオス状態です。
ダイビングで使うジェスチャーの意味を勉強するシーンでは、まるで大喜利のようで笑いが止まりません。
竜星涼演じる北原伊織が「 自分は泳げない 」とダイビングサークルに入るか迷っている時に、サークルの先輩が
「 できるかできないかで人生決めていたら楽しくない、やりたいかやりたくないかだ 」
というセリフが印象的でした。
そしてサークルの先輩の声がいい点。
声がいい人を集めたのか、マッチョは皆、声がいいのか(そんなはずありません)
石川恋演じる吉原愛菜が、浜辺を走って爽やかなシーンだと思いきや、後ろから主人公2人と屈強な男たちが全裸で追いかけてくるシーンは吹き出し注意です。
飲み物は飲まないことをおすすめします。
もちろん、しっかりモザイクがかかっており愛菜は「 私の青春モザイクだらけ 」と嘆きます。
下品なはずなのに、なぜか最高に爽やかなんですよね。
そして、なんといってもsumikaが歌う主題歌「 絶叫セレナーデ 」の夏らしさと青春感が半端なくて最高でした。
フェスなどで流れたら、とても盛り上がりそうな歌です。
初めて聞くのに、なんだか懐かしいような、夏の楽しかった思い出を思い出すような中毒性がある曲でした。
嫌いだった点
強いていうなら、一応ダイビング映画なのに、潜った海があまり綺麗じゃないという点です。
せっかくキャストが最高なのに、もっときれいな海で撮影したらよかったのにと思ってしまいました。
それと、最後のエンドロールが少し残念でした。特に面白くないアニメーションが流れるだけです。
最後にキャストのオフショットや、その後の様子も流したらもっと面白かったのではないかと考えました。
見どころ
まず、主演の竜星涼の足の長さに驚きます。
全裸なので、スタイルを良く見せる服を着ているとかでもなく、あんなに足が長い人間がいるのかと思いました。
そして、中身は気持ち悪いオタクなのに無駄にイケメンの大学生を演じた犬飼貴丈。
最近テレビでサイコパス感がヤバイと言われていましたが、劇中でも笑い方が不気味だったりと、キャラの濃さが傑作でした。
最後に、サークルのマドンナ役の与田祐希がかわいすぎて……。
見た目小柄でふわふわしているのに、超絶毒舌でドSという一部のファンに突き刺さるキャラだったと思います。
怒りで白目をむく与田ちゃんは必見です。
彼女のファンじゃない方が見ても、1発でファンになってしまうような可愛さでした。
劇中で、お姉ちゃんがシスコンになるのも納得です。
様々な名作アニメを想起させるセリフが、ところどころに散りばめられているのも見どころの1つでしょう。
考察・疑問点
そもそも2人がダイビングを始めたキッカケはなんだったのか?
終盤、怒涛の伏線回収が起こります。
2人が海に向かって叫ぶシーンが音無しになっており、そこがポイントです。
2人の会話の本当の意味が分かります。
最後に笑えること間違いなし。
まとめ

キャストみんなが振り切って演じていて、原作ファンでも十分楽しめます。
こんなにも何も考えず楽しめる映画があるのかと思いました。
とにかく笑いたいとき、少し変わった青春映画を見たいときにおすすめです。
余韻に浸っていたくて、主題歌をずっと聞いてしまうかもしれません。