映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@あるなんからの投稿レビューです。
タイトルからストーリーを連想せず、主人公アンドレアの成長物語と、男性の臆病さを知れる作品として鑑賞すると楽しめるかと思います。
私は初見で先入観があり、見終わって「 まあ良かったな 」と思うくらいのモヤモヤ感がありました。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
グッド・オン・ペーパー

公開日
2021年6月23日
原題
Good on Paper
上映時間
92分
キャスト
- キムミー・ゲートウッド(監督)
- ライアン・ハンセン
- マーガレット・チョー
- レベッカ・リッテンハウス
予告編
公式サイト
グッド・オン・ペーパー
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

今作のテーマなのですが、途中までは「 嘘つかなくても中身が良ければいいじゃない!」と、ありがちな設定かと思っていました。
ですが、ラストで「 日々モヤモヤして何もしない人生じゃダメだ。私は挑戦を繰り返している 」がテーマだったのだなと変わりました。
タイトル通り、完璧なスペックのデニスは、実は嘘ばかりでした。
イェール大卒でもビバリーヒルズに家も有りませんでした。
しかし、アンドレアがそういった肩書ではなく、中身や頼りがいがある部分が気に入ってデニスを好きになったことが丁寧に描写されています。
ですが、嘘に不安になり問いただすために、倉庫に連れて行き縛って問いただしたのはやりすぎでした。
デニスは出ていく際に「 次会うときはもっといい場所だといいな 」と言い、次に会ったのは法廷でした。
デニスは近頃の男性でして、仕返しとばかりに暴行と誘拐で訴えてきたのです。
彼は得意な嘘で陪審員に対し印象操作して被害者ぶります。
トイレでアンドレアが「 何がしたいの?」と問いかけますが、「 街中の女は思い上がっている、僕みたいな男が報われるべきだ 」と自分よがりの主張をするだけでした。
法廷でアンドレアは、私は彼の中身が好きになったと説明し、デニスを「 人生に向き合えない臆病な嘘つき 」と主張しました。
判決は、接近禁止で刑務所送りにはならずに済みました。
主人公のアンドレアは、日々の不満に対し前向きに改善していこうと少なからず努力しています。
付き合い始めたデニスにも誠意を持って接します。
デニスも、結婚詐欺でも高額な貢物を要求するでもなく、ただ恋仲になっただけなのですが。
自分自身と向き合い改心することなく、努力せず人に原因を押し付ける典型でした。
男性としては、こうなってはけないと感じました。
まとめ

題名から予想して見てしまうと、締めくくり方がモヤモヤしてしまうのではないかと。
アンドレアの不満を抱えつつも挑戦を繰り返したり、ライバル視していた女の子と仲良くなったりと、1人の女性物語としてみると色々感じる映画に変わると思います。