こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@Yoko)さんからの投稿レビューです。
ではサクッといきましょう。
大ヒット上映中ですが、その評価は賛否両論。
描かれた真実と描かれていない真実があり、評価を大きく分けるようになったようです。
どちらの意味でも、話題作「 Fukushima 50 」について、映画ファンとしての感想を書きました。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
Fukushima50

公開日
2020年3月6日
上映時間
122分
キャスト
- 若松節朗(監督)
- 佐藤浩市
- 渡辺謙
- 吉岡秀隆
- 緒形直人
予告編
公式サイト
感想レビュー

好きだった点
事実云々は置いといて、物語として政府や本部の人間と戦いながら現場を守り戦った2人のヒーロー。
部下を見捨てず、犠牲になる道を選んだ福島原発職員たちの行動には、感動という言葉では言い表せない思いを感じました。
さらに、上司を信じて最後まで残ろうとした若手社員たち、彼らの熱い気持ちが伝わってきました。
あの時、あの場所で福島のために、そして日本のために、諦めず戦い続けてくれた人がいたのは純粋に感謝しかありません。
そんな思いを強く感じたのが「 Fukushima 50 」でした。
想像を絶する緊張感と恐怖の中、当時の彼らがどんな思いであの場所にいたのか、それが痛いほど伝わってきました。
嫌いだった点
冒頭に「 事実に基づく物語 」と出ます。
何も知らずに今作を見ると、これが全て事実だったかのように感じてしまうでしょう。
福島第一原発で起きていたことは事実でも、その裏で起きていた政府の動きなど、描かれていない部分もあります。
現場のヒーローを作り上げるために悪役が必要で、今作ではそれが露骨に政府として描かれています。
事実を誤解する人が出てきてしまう描かれ方に疑問を感じました。
見どころ
津波や福島第一原発などがとてもリアルに描かれています。
原発で何が起きていたのか、何をしようとしていたのか?
分かりやすく説明されていて、当時の状況が簡単に理解できるようになっています。
当時ニュースなどで分らなかったことなども、今作を見ることで、原発内部がどうなっていたのかを知ることができるようになっていました。
まとめ

絶対に忘れてはいけない東日本大震災。
そしてその時に起きた福島第一原発での事故。
ラストで「 後世に語り継いでいく 」というセリフがあるように、日本人として忘れてはいけないことがたくさん詰まっている作品でした。