映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@D )さんからの投稿レビューです。
ついに出ました!
Netfilxオリジナルダンス作品の決定版。
ディセンダントシリーズで知られるソフィア・カーソン主演です。
色鮮やか・オシャレな音楽・ファッションも最高。
落ちこぼれが勝ち進んでいく王道ストーリーに注目せよ。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
フィール・ザ・ビート

公開日
2020年6月19日
原題
Feel the Beat
上映時間
109分
キャスト
- エリサ・ダウン(監督)
- ソフィア・カーソン
- ウォルフガング・ノヴォグラッツ
- ドナ・リン・チャンプリン
予告編
公式サイト
フィール・ザ・ビート
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

実力・ルックス共に抜群で、ブロードウェイでプロダンサーを目指している主人公エイプリル。
劇中冒頭のオーディション会場での失敗が原因で業界から追放状態になってしまった彼女。
エイプリルは地元に残してきた恋人ニックにメールで別れを告げ、あっさりと別れてしまいます。
何もかも失って終わったと落胆するエイプリル。
そこからの巻き返しが面白い。
本格ダンス × 人間ドラマが見どころです。
好きだった点
ソフィア・カーソンの演技ではなく、素なのかも?
と思わされるドSキャラ。
田舎町に戻ったエイプリルは、バーブと再会します。
バーブは、エイプリルも昔教わっていたダンススクール(ニューホープ・ダンス・スタジオ)のオーナーであり指導者。
ブロードウェイに返り咲くため、ダンスが下手な子どもたちを使って、厳しい指導で勝利を目指します。
エイプリルが本来の目的である有名演出家に自分を認めてもらうため、ダンスが下手な子どもたちを鬼指導。
指導内容は「 フルメタル・ジャケット 」「 セッション 」「ブラック・スワン 」まではいかないまでも、虐待すれすれの厳しさ。
エイプリルの指導は、どんどんエスカレートしていきます。
注目ポイントです。
実際にこんな奴がいたらヤバいですが、映画なのでこれでOK!
嫌いだった点
随所に登場するダンスシーンが短い点。
「 CLIMAX クライマックス 」がオープニングで攻めたダンスの長回しをやったように、1箇所でも長回しでのダンスシーンが見たかったです。
ストーリー的には、ダンス選考での繰り上げにより、次に進むという展開はうまく作用していないように思いました。
見どころ
ソフィア・カーソンのプロポーション抜群のダンスシーン。
1人倉庫でひっそり踊るなど、ダンスシーンだけでも必見。
キレキレです。
ソフィア・カーソンはディセンダントの時から一際目立つ絶世の美女。
その浮世離れした美貌はまさに「 白雪姫 」の悪の女王の娘(白雪姫の異母妹)にピッタリのハマり役。
助演でしたが、圧倒的な存在感を放つ女優だったので印象に残っていました。
彼女はコロンビア、シリア、レバノン、パレスチナの血を引いているようです。
ラテン系で、エキゾチックな雰囲気で、リリー・コリンズに似ていると話題です。
ケツアゴなのもキュート。
手足がタラバカニのように長くて画面映えします。
尚、今作では喋れない子がいるので、振り付けなどの手話を駆使してコミュニケーションします。
考察・疑問点

もう1人の主人公となるのが子どもたち。
エイプリルと子どもたちの人間ドラマがアツい。
エイプリルは全国大会へ行けば、有名な演出家に会える!と指導にも熱が入ります。
そんな状態なので、最初は子どもたちを使い捨ての駒のようにしか思っていません。
子どもたちの名前も覚えず、それぞれ見た目のまま「 メガネ 」「 おさげ 」などのあだ名でしか呼びません。
やがて、子どもたちも反発します。
お互い思っていることを言い合って、和解し絆が強まっていきます。
この経緯を経て、心身ともに、エイプリルと子どもたちは成長し、やがて街一丸となりダンス全国大会に挑みます。
最後にタイトルについて。
ただダンスとしての意味合いだけでなく、聴覚障害の人でもビート(振動)を感じてダンスを楽しめるといった演出がされている、ダブルミーニングが込められています。
まとめ

鬼指導のレッスンと、その猛特訓に耐えて、子どもたちが勝ち進んでいくシーンは高揚感に富んでいました。
本格的なキレキレのダンスが楽しめるのも魅力です。
エンディングでもダンスが披露され、最後まで感動的に仕上がり。
続編でエイプリルとニックで「 ラ・ラ・ランド 」のような大人の恋愛ダンス作品を見てみたいです。