こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
今回も引き続きやっていきましょう。

スタン・リー

スタン・リーがタイムリー社にアルバイトとしてやって来たのは、今から80年以上前の1940年11月。
彼はライターを志し、新聞社のアルバイトとして働いていました。
新聞社で彼がしていた仕事は、著名人の死亡記事を執筆するライターでした。
死んだ人間の記事は誰だって書くのを躊躇してしまいますよね。
案の定、嫌気がさしたスタン・リーは新聞社を退社し、タイムリー社に入社したという経緯です。
当時、タイムリー社の社長はマーティン・グッドマンだったのですが、スタン・リーからするとグッドマンは叔父だったので、顔見知りの仲でした。
雑用からスタートしたスタン・リーは、ジョー・サイモンから信頼をゲットしてライターの仕事を与えられるまでに成長。
ジョー・サイモンとジャック・カービーは、いつしかグッドマン社長と仲違いをし、タイムリー社を退社。
そこで彼らの代わりに編集長として抜擢されたのがスタン・リーでした。
アルバイト経験1年の少年をタイムリー社の編集長に抜擢したグッドマンは、彼の才覚を見抜いていたのかもしれません。
時は第二次世界大戦。
スタン・リーは軍隊に入隊しましたが、戦地からも原稿をグッドマンに送り続け、戦争終結後に再びタイムリー社に舞い戻り、編集長として活躍。
ちなみに、スタン・リーの本名は、スタンリー・リーバーです。
ペンネームとして、スタン・リーと名乗り始めたのがこの時期からです。
グッドマンの期待通り、スタンリーは大車輪の活躍を見せました。
スタン・リーを編集長に据えて成功した理由は、経営者のグッドマンが現場に一切口出ししなかったからだとも言われています。
まとめ

マーティン・グッドマンは、スタン・リーに現場を全て任せて自身は経営に力を注ぐ戦法をとりました。
役割分担がしっかりなされていたのでしょう。
なんとなんとこのグッドマン&スタン・リー体制は、スタン・リーがタイムリー社に入社した1940年~1960年代まで、30年近く続きました。
人に任せるのは大事なことですね。
現場介入してくる鬱陶しい上司はどこの会社にもいるでしょう?
お仕置きですね。
続きは次週!
では良い一日を。