映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@パラムさんからの投稿レビューです。
今年も多くの人たちがワクワクするようなクリスマスが間近に迫ってきているが、今作に登場する少年(ジュール)は、どこか浮かない表情。
おじいちゃんがケガをしてしまったことをキッカケに、彼は自身がサンタクロースを家業とする一族の末裔だということを知った。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
おじいちゃんはサンタクロース

公開日
2021年11月1日
原題
The Claus Family
上映時間
97分
キャスト
- マティアス・デマーマンズ(監督)
- ヤン・デクレイル
- モー・バッカー
- ブラハ・ファン・ドゥーシュバーグ
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

メルヘンでファンタジー色あふれる展開。
サンタクロースのおじいちゃんを手伝う小人たちが出てくるのは、ブラック的クセの強さはないものの、大ヒットした映画「 チャーリーとチョコレート工場 」に似たような雰囲気を感じる。
ただ、ブラック的クセの強さがないということで、至って普通な作品でもあり、子どもなら楽しめるかもしれないが、大人が見るには若干物足りなさを感じてしまうかも。
今作では、なぜ少年がクリスマスを憎んでいるのかが描かれるが、それは子どもが抱えるにはあまりにも悲しい出来事が原因だった。
しかし、サンタクロースであるおじいちゃんの仕事を手伝いながら、その傷ついた心を癒やしたのもクリスマスだったというのが素敵だ。
突っ込みどころも多々あり、世界中の子どもたちに1つ1つプレゼントを渡しに行くというやり方は、さすがにアナログすぎて絶対間に合わないだろうと苦笑い。
いくらタイムスリップできるとはいえ、少年1人だけで、星の数ほどいる子どもたちに会いに行くとはなんとも無謀すぎる!
母親のクッキー工場革命はうまく行きすぎかなと思うものの、クリスマス映画なら多少無理やりだとしても、これもアリかなという気分にもなった。
まとめ

クリスマスは大切な人と共に。
それは誰もが願っていることだが、今作の少年のように、それができない人もいると思う。
その心にできた隙間をやさしく埋めてくれ僅かながら元気を出させてくれる、これはそんな映画だと思う。