映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@スッポン)さんからの投稿レビューです。
▶︎ おすすめ洋画(まとめ)
TVドラマ、映画で人気を博した作品のリブートとなる「 チャーリーズ・エンジェル 」
主役はナオミ・スコット。
実写版アラジンのジャスミン役で有名ですね。
キャストも構成も一新されているので、これまでチャーリーズ・エンジェルを見てない人でもすんなり入れます。
これまでのファンも楽しめる小ネタ、アクション&コメディもあり。
テンション上げたいときに気軽に見て欲しい作品ですね。
特に、女性にとってはポジティブな応援作品になっているように感じました。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
チャーリーズ・エンジェル

公開日
2020年2月21日
上映時間
118分
キャスト
- エリザベス・バンクス(監督)
- クリステン・スチュワート
- ナオミ・スコット
- エラ・バリンスカ
- サム・クラフリン
- ノア・センティネオ
- エリザベス・バンクス
- ジャイモン・フンスー
- パトリック・スチュワート
予告編
公式サイト
感想レビュー・考察

新キャストでも美しいエンジェルたち
今作はアクションも楽しいですが、コメディシーンも魅力なのでキャラクターが立っていることが大切なのです。
前作はキャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、ドリュー・バリモアという豪華キャストでしたが、新エンジェルも先代に匹敵するほど魅力的です。
< ナオミ・スコット >
主人公枠はナオミ・スコット演じるエレーナ。
ナオミ・スコット本人を間近で一回見たことあるんですよ私。
とある映画のプレミアだったんですど、顔の大きさこぶしくらいしかないんですよ。
吹き替え版のキャストとして呼ばれてる日本の女優さんがかわいそうでしたよ。
そんなナオミ・スコットが今作ではおてんばなキャラクター演じてるんですが、嫌みなく三枚目できてるんですよね。
きれいなイメージでしたが一気にかわいい印象になりました。
戦闘面は素人という設定ですが割と強いです。
ただ、戦い方が不格好なのもキャラにあってよかったです。
エレーナの戦闘シーンは結構お気に入りです(笑)
< クリステン・スチュワート >
クリステン・スチュワート演じるサビーナは、おそらくドリュー・バリモア枠ですかね。
セクシー担当枠だと思うのですが、まあなんと美人な。
冒頭がサビーナのアップから始まるのですが、美しすぎてスクショして家に飾りたくなりました。
キャラクターはクールでやんちゃな感じですが、物語の中で生い立ちが明かされると、そのギャップに一気に好感もてます。
気丈なやつだったんだなと。
この女優さん「 トワイライト 」シリーズで有名みたいですね。
私見たことなかったのですが見たくなりました(笑)
< エラ・バリンスカ >
戦闘担当のジェーンを演じるのはエラ・バリンスカ。
上記の2人に比べるとまだ女優としての実績は少なく、新進気鋭の女優の大抜擢みたいですが、遜色ない活躍を見せてくれます。
180㎝の高身長でアクションシーンの迫力が抜群です!
「 ワンダーウーマン 」のガル・ガドットよりも大きいらしいです。
そりゃ見ごたえある戦闘シーンできますね。
最初は戦闘狂のサイコパスっぽい印象を受けますが、後半に行くほど優しくてホントはいい奴と判明します。
スパイ系の魅力全開
スパイムービーらしい興奮ポイントがこれまでよりもぐっと増えてます。
これまで語られなかったエンジェル及び、エンジェルの所属する組織チャーリー・ダウンゼント社について掘り下げられています。
子ども心をくすぐるような設定満載。
エンジェルの教育制度や、「 キングスマン 」さながらのスパイ道具が目白押し!
レジェンド級の元エンジェルとして豪華ゲストが何度か出てくるのですが、そのメンツにもニヤッとしますね。
嫌いだった点
スタイリッシュさに反比例してギャグは弱め。
前作と比べるとカッコよさにステータスを振ってます。
毎回出てくるダンスシーンが、これまではダサカッコいい感じでしたけど、今作ではシンプルにかっこよかったです。
でも今作では女性の強さを推していたので、ここについては致し方なし。
見どころ
後半の新生エンジェルチームがまとまってからの展開が最高に気持ちいいです。
新結成されたエンジェルチームの初任務のお話なので、チームとしてまとまっていくまでのもどかしい感じが前半を占めてます。
みんな警戒心持ってて素直じゃないんですよ(笑)
味方側が追い詰められて物語が盛り上がってきたころにやっと人間味出してきます。
「 お前、ここで泣く奴だったんか 」とか、新キャラクターの愛すべきポイントがそこで分かってくるんですよね。
そんなこんなで迎える最終決戦シーンは、前半のもどかしい感じがエッセンスとなって最高の盛り上がりを見せてくれます。
特にラスボスの倒し方は鳥肌もの。
女性を応援する作品
今作はすごくポジティブな女性応援作品になっているように感じました。
エンジェルの属するチャーリー・ダウンゼント社でもボスレー(管理職)は男だらけで、唯一の女性ボスレーは真っ先に裏切り者の疑いをかけられたり、
今作の敵キャラも「 金稼ぎは男の仕事だ 」と言い、女性を見下すようなセリフを吐いていたり。
でも、それをグチグチいうようなシーンはあまりないんですよ。
主人公なんか会社の不正をもみ消されそうになったのを「 じゃあリークしてやる 」って迷いなく外に持ち出してますから。
文句言う暇ありゃ実力で捻じ伏せてやるぜって、真っ向からぶつかっていく様は本当にかっこよかったです。
思えば作品の第一声がクリステン・スチュワートの「 女は何でもできる 」というセリフでした。
今作はソニー配給なのですが、ソニーの女性主人公かつリブート作品というと「 ゴーストバスターズシリーズ 」が記憶に新しいかと思います。
もともとビル・マーレイ主演の冴えないおっさんたちのコメディだったものを、女性キャストに一新して「 フェミニズムの押し売り過ぎる 」とか言われていたみたいです。
そんなことがあった後にソニーはまた今作のような作品にチャレンジしています。
まだまだ女性の社会的地位は恵まれたものではないのかもしれません。
それに対して、真っ向から向かっていこうという強いメッセージが込められているように受け取れました。
まとめ

これまでのチャーリーズエンジェルとは違いアクション強めの作品になっていました。
これまでのチャリエン映画がジョジョ4部だとして、今作はジョジョ3部になったような印象です。
すっきりしたい気分な時、テンション上げたいときに見てください。
▶︎ チャーリーズ・エンジェル
(感想レビュー①)
▶︎ チャーリーズ・エンジェル
(感想レビュー②)
下記の作品が好きな人にはオススメです。
- ピッチ・パーフェクト
- バーレスク
- キングスマン
- ゴーストバスターズ(リメイク)