「 ブレット・トレイン 」考察レビュー
ハリウッドがイメージする日本を敢えてリスペクトしている。
笑えるドタバタ劇。
ある意味80年~90年代に多かったハリウッド・コメディの現代版と言える。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ブレット・トレイン
あらすじ
公開日
2022年9月1日
原題
Bullet Train
上映時間
126分
キャスト
- デビッド・リーチ(監督)
- ブラッド・ピット
- ジョーイ・キング
- アーロン・テイラー=ジョンソン
- ブライアン・タイリー・ヘンリー
- アンドリュー・小路
- 真田広之
- マイケル・シャノン
- バッド・バニー
- ザジー・ビーツ
- ローガン・ラーマン
- 福原かれん
- サンドラ・ブロック
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
伊坂幸太郎の原作小説の“殺し屋シリーズ”の第2弾「 マリア・ビートル 」をハリウッドにて映画化って訳だけど…。
久し振りに、ここまで欧米人がイメージする「 THE日本!」
彼等はソレを「 JAPAN 」と呼称するのだと再認識した。
昨今の海外監督作品で「 ブラックレイン 」の頃からリアルな日本の雰囲気や日本人と社会を出来うるだけ再現しつつあるけど、
例えば福山鞆の浦をメインに撮影した「 ウルヴァリン サムライ 」とかでも、日本刀・ヤクザ・富士山・アキハバラ・ヲタクを描く時は、
妙に外人フィルターを用いた誇張表現を混入してくる。
そもそも、出演する日本人達が在米ジャパニーズやチャイニーズだったりするのが殆ど。
そう言った意味では今回の真田広之は、多くの作品に出演して認知されているし、渡辺謙も重要な配役を得ている。
MCUの「 ソー 」3作に登場した浅野忠信も、またハリウッドに呼ばれて欲しいものだ。
さてさて、我々日本人には突っ込みどころ満載のJAPAN設定をアレルギー的に「 相変わらず日本を知ろうともしないアメリカ人 」と不愉快に思うより、
欧米人に日本文化を理解して貰う為のアプローチを再構築できる興味深さを感じつつも…。
近年、壊滅しつつある日本国と、日本人特有の奥ゆかしさ・曖昧さ・表現手法の文化と歴史を、我々が如何に大切に未来の日本人に継承していくのかを思い知らされる。
超特急新感染「 ゆかり 」に乗車した気分で京都までの旅を満喫してみてはどうだろう。
Bon Voyage!
Buen Viaje!
Have Nice Trip!
まとめ
カメオ出演は ~ サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ライアン・レイノルズ。
そうなると、ブラッド・ピットがカメオ出演?「 ザ・ロストシティ 」とセットで楽しもう。