【 Netflix 】「 傲慢な花 」考察レビュー

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傲慢な花
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管理人
今回は、ペンネーム@ジョナさんからの投稿レビューです。

「 秘密は時に危険な闇をはらんでいる 」

と自著に書かれた文章を朗読しているのは、主人公である人気ミステリー作家のグレイス・ミラー。

その秘密とは、危険な闇とは?

画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

目次

傲慢な花

傲慢な花
©︎傲慢な花

公開日

2022年1月13日

原題

Brazen

上映時間

96分

キャスト

  • モニカ・ミッチェル(監督)
  • アリッサ・ミラノ
  • サム・ペイジ
  • エミリー・ウラアップ

予告編

なし

公式サイト

傲慢な花

作品評価

  • 映像
  • 脚本
  • キャスト
  • 音楽
  • リピート度
  • グロ度
  • 総合評価

考察レビュー

物語のテンポがよく、とても観やすかったです。

お風呂の湯に例えると、熱すぎずぬるくもなく、ちょうど良い温度でした。

ミステリー作家でもあるグレイスが、妹の相談事を聞くために家を訪ねるのですが、「 秘密 」の張本人である妹の裏の姿を知ることになるのは、「 危険な闇 」である何者かに殺害された後でした。

グレイスの著した本のフレーズが、現実のメタファーとして機能している点が興味深かったです。

たまたま、隣の庭でDIYをしている休暇中の刑事エドと、恋に落ちる展開は安直だと感じましたが、あっさり加減がむしろ潔いですね。

のちに、原作者がロマンスの女王、ノーラ・ロバーツだと知り、合点がいきました。

犯人探しという面では、容疑者たちが皆あやしいので、グレイスやエドと一緒になって推理してみる、という楽しみ方もありますね。

ただし、「 古畑任三郎 」や「 刑事コロンボ 」のように、早い段階で犯人候補が挙がってくるので、ミステリーとしての楽しみは、あまり期待できません。

グレイス曰く、彼女の書くミステリー小説のテーマは「 女性蔑視、家父長制度、弱者の保護に無力な社会 」だそうですが、今作でも女性を搾取する社会が背景として描かれています。

テーマをもっと突き詰めて描くと、力作となったと思うのですが、今作は、万人受けするような軽さがポイントなのかも知れませんね。

映画というよりは、よくできたサスペンスドラマに近いです。

シリーズとして、続編が出たら観てみたいと思い、原作を調べてみたら、刑事もののシリーズ2作目が今作に当たるようです(前作は「 聖なる罪 」)

ハーレクイン文庫やロマンス小説には、これまで手を伸ばしたことがありませんが、せっかくの機会なので、原作も読んでみようと思います。

まとめ

「 秘密は時に危険な闇をはらんでいる 」

と主人公グレイス・ミラーに書かせたのは、ノーラ・ロバーツ。

その秘密をさらに探るためにも、今作を観たあとは、原作へGO!

傲慢な花

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