映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@パラムさんからの投稿レビューです。
2014年メキシコ。
真っ青な海で開催されたフィッシング・トーナメント「 ビズビーズ 」
その戦いが孤児院を救ったという実話ベースの物語で、鑑賞後に清々しい気分になれる作品です。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ブルー・ミラクル

公開日
2021年5月27日
原題
Blue Miracle
上映時間
95分
キャスト
- フリオ・キンタナ(監督)
- デニス・クエイド
- ブルース・マッギル
予告編
なし
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

好きだった点
孤児たちを世話する優しいパパと、釣りの腕は良いが性格は難ありの船長。
やり方や考え方、全て違う2人の男が、この大会を通してこれまでの自分の生き方を振り返ったり、トラウマと対峙したり。
彼らもまた過去に辛い出来事や失敗をたくさんしてきた。
でも子どもたちが見ている前では、せめて少しでもいい大人でありたいという想いが伝わってくるようでした。
印象的だったのは、親からも見放されひどい目にたくさん遭ってきたはずの子どもたちが底抜けに明るい。
本来ならば、自身の体の傷を見せて笑い合うなんて考えられませんが、それが出来てしまう子どもって強い。
嫌いだった点
巨大魚を釣り上げる瞬間を映してほしかったですね。
釣り好きな人にとっては、そこが見どころだっただろうに。
実話ということで、エンドクレジットで本人たちのその後の様子がテロップと共に映し出されるのはいいのですが、
「 この孤児院は個人の寄付によって成り立っています。詳しくはホームページを 」といったテロップがまるでこの映画が壮大な宣伝だったかのように思えてしまい一気に現実に戻された感じがしました(苦笑)。
寄付活動はとても良いことなので嫌いだった点ではないのですが。
まとめ

孤児に限らず、これからの未来を生きる子どもたちにどんなことを教えていったらよいのか?
大人でさえ日々考え、苦しみ、泣き、そんな楽しいことばかりではない人生を生きていく上で、私たちは損得だけを取って生きていくのか?
そういったことも考えさせられる映画だと思います。