
今回は、ペンネーム@流理英さんからの投稿レビューです。
高校のパーティーでお目当ての女子に連絡先を教えてもらったが、別の連絡先を教えられた。
その連絡先の相手が、同じ学校の名前も知らない女子。
主人公の男子と女子がSNSのメッセージでやり取りをしていくうちに、恋に落ちていく。
ボーイミーツガール(昭和時代の表現かな?)風ポップアートとコラージュ的ムービーの登場。
将来の夢と現実の間で揺れ動く、人間心理を表現した作品です。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
目次
名前も知らない君へ


公開日
2021年
原題
Anonymously Yours
上映時間
100分
キャスト
- マリア・トーレス(監督)
- アニー・カベージョ
- ラルフ、エステフィ・メレジェス
予告編
なし
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
セリフがタイピング風に画面に出てきて、ポップアートやコラージュ的な要素を含み、表現手段として新鮮でした。
見ず知らずの人とSNSでメッセージのやり取りをするのは今風で、時代にマッチしていると感じました。
けれど、実際に会っている当人同士の相性は最悪。
その愚痴をSNSでやり取りして、意気投合していくのは面白いと思いました。
そして、いつか正体を明かす時が来ますが、その場面は実際に見てみてください。
私は少し期待外れでしたが、皆さんはどうでしたでしょうか?
最後のプロムでの、主人公級の二人の対面シーンが、「 ロミオ&ジュリエット 」風で、印象に残りました。
まとめ
ポップアートやコラージュといったアートの手法を取り入れた映画表現で、とても楽しめました。
主人公の女の子が映画監督になりたいけれど、親に反対されるという場面では、思わず自分を重ねてしまいました。
今は、全然映画とは違う仕事に就いていますが、レビューを書かせていただいているのも、関わっていると言えるかもしれません。