「 哀愁しんでれら 」考察レビュー、田中圭・土屋太鳳・お芝居初挑戦のCOCOちゃんの名演技に注目 | ジョンシネマ
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「 哀愁しんでれら 」考察レビュー、田中圭・土屋太鳳・お芝居初挑戦のCOCOちゃんの名演技に注目

哀愁しんでれら

こんにちは、Johnです。

映画ライフ楽しんでますか?

今回は、ペンネーム(@かずちぃさんからの投稿レビューです。

不幸の連続だった主人公が出会ったのは、外車に乗った素敵なお医者さま。

幸せを夢見たごく平凡な女の子が、凶悪な事件を起こしてしまうサスペンス映画です。

誰もが加害者側になる可能性のある恐怖と、主人公の苦悩する感情がリアルに伝わりました。

幸せ絶頂のシーンは見ていて癒されますが、選択次第で結果は変えられなかったのか考えてしまう作品です。

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画像の引用元:公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

哀愁しんでれら(作品情報)

哀愁しんでれら

©哀愁しんでれら

公開日

202125

上映時間

114

キャスト

  • 渡部亮平(監督・脚本)
  • 土屋太鳳
  • 田中圭
  • COCO
  • 石橋凌
  • 山田杏奈
  • 銀粉蝶
  • 正名僕蔵
  • ティーチャ
  • 安藤輪子
  • 金澤美穂
  • 中村靖日

予告編

公式サイト

哀愁しんでれら

作品評価

五つ星
映像
(4.0)
脚本
(4.5)
キャスト
(5.0)
音楽(BGM)
(5.0)
リピート度
(4.0)
グロ度
(2.0)
総合評価
(4.5)

 

哀愁しんでれら(感想レビュー )

 
哀愁しんでれら

©哀愁しんでれら

実家が火事になったその日に彼氏に浮気され、どん底に落ちた時にお医者さまの大悟と出会った小春。

大悟は妻を事故で亡くし、小学生の娘ヒカリと2人暮らし。

ヒカリと意気投合したことから大悟にプロポーズされ、やっと幸せになれると思った小春ですが、一緒に住むうちに大悟に違和感を覚え始めます。

秘密の部屋にあったのは瞳だけ描かれていない3人の肖像画、壁に飾られた自身の裸のスケッチ画。

サイコパスの予感がしてゾッとしました。

一方ヒカリは、クラスの好きな男子が他の女子を好きなことに気付いて嫉妬し、気を引くために色々な嘘をつきます。

ついには相手の女の子を教室の窓から突き落としてしまいます。

「 邪魔するからゲームオーバーになった 」というヒカリに、この子も危ない子だなと恐ろしくなりました。

この作品の中で何よりモヤモヤしたのは、小春には相談できる味方がいなかったこと。

ヒカリは好きな男子の名前を、2人だけの秘密と小春に教えるのですが、小春はそれを大悟に話してしまうのです。

それを聞いてしまったヒカリは、小春を困らせるような反抗的な態度をわざと取っていました。

積もりに積もって小春は思わず手を挙げてしまうのですが、大悟はヒカリを異常に愛するあまり、「よくも手を挙げてくれたな。母親失格です。」と小春を追い出してしまいます。

追い出しておきながら追いかけて来て、帰ろうと優しい声をかけるんですね。

サイコパス+モラハラ夫と、サイコパスな娘。

この家族といる限り小春は幸せになれないと思ったのですが、小春は大悟に染まっていきます。

洗脳や宗教に近い印象です。

殺人の疑いをかけられたヒカリを守るため、恐ろしい事件を起こしてしまう2人。

観賞後はしばらく放心状態でした。

サスペンスという点では面白かったですが、小春はどうにか幸せになれなかったのかなと考えてしまいました。

人間の恐ろしさを感じた作品でした。

好きだった点

田中圭と土屋太鳳の夫婦役。

図書館戦争で共演してお似合いだった2人が夫婦役を演じたことがとても嬉しかったです。

小春がヒカリの誕生日プレゼントに筆箱を作るため、大悟と一緒に手芸店で布を選んでいるシーンは、ほのぼのした気分で見れました。

火事が起きる前の福浦家の食卓が一番平和で良かったです。

嫌いだった点

耳鳴りの意味がよく分からなかったのと、肖像画の瞳がなかったり青く塗ったりしているのが不気味でした。

サイコパスだからと言えば片付けられるのですが、大悟やヒカリがそうなった経緯が分からず気になりました。

見どころ

見どころはヒカリ役を演じたお芝居初挑戦のCOCOちゃんの名演技です。

渡部監督がCOCOちゃんのドキュメンタリー番組での自然体な姿とインスタでのギャップに惹かれ、オーディションに呼んだそうです。

難しい役どころでありながら演じている感が全く見えず、本当にヒカリが存在しているかのようでした。

頑固な子供っぽい部分とサイコパスな部分を秘めている雰囲気がとても良かったです。

土屋太鳳が今まで言わなかったようなセリフや、感情を荒げるシーン、少し激しめなラブシーンなども新鮮でした。

土屋太鳳はせっかく演じるならハッピーエンドのストーリーが良かったことと、計算された脚本に警戒したことから、3回このオファーを断っています。

そのたびに監督と話をし、大悟役が田中圭だと聞いてしっくりきたことから引き受けたそうです。

ごく普通の女の子である小春が、違和感を覚えながらも徐々に大悟に染まっていく姿は、自然体の土屋太鳳だからこそリアルに感情が伝わったのではないかと思います。

大悟とヒカリの異常さを知ると、事故で亡くなったという前妻は実は事故死ではないのでは?と思います。

大悟とヒカリが関係していて同じように追い詰められたのではないでしょうか。

他にも最後まで表現されてない部分が多く、見た人の想像に任せるという終わり方をしているように思います。

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まとめ

哀愁しんでれら

©哀愁しんでれら

今作は見る人によって受け止め方が違い、見るたびに発見や気付きのある作品だと思います。

キャストの演技も素晴らしいので、是非みて欲しいです。

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